古民家の再生・活用から地域活性化へと繋げる活動を行っています
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ハッポウ

18世紀末の妻入りの農家住宅。屋根の途中に「ハッポウ」と 呼ばれる曲線のある高窓があります。豪雪地帯にある建物の 特徴として雪が内部に直接入らないように入り口には「アマヤ」 が設けられています。

長屋門

直屋は曲家や中門のように突出部を持たない厩、ニワ、居室が一列に並ぶ 長屋の平面を持つ。長屋門は近世諸大名の武家屋敷門として発生した形式で 江戸時代に多く建てられた。江戸後期になると郷村武士の家格を持つ家や 苗字帯刀を許さ …

越後中門造り

長野県と新潟県の県境にある秋山郷は日本有数の豪雪地帯でかつては陸の 孤島だった。旧山田家は18世紀中頃に建てられたとされる「越後中門造り」 です。中門造りは曲家とは平面状は同じだが、間取りの配置が異なります。 曲家は突出 …

曲家

「曲家」は厩を母屋から鍵型に突出させた家屋。岩手県南部地方に多いです 南部藩では、江戸時代の初めに馬の生産が奨励された。そこで冬季に寒さから 守るために土間に厩を設け、居室の部分と馬屋を直角にしたL字型の間取りが生まれた …

東北の古民家

近畿地方ではもともと牛がよく飼育されていたが、東北地方は気温が低く稲の生育に 早く効く肥料が必要だったことから、牛の糞より即効性が高い馬の糞を使うため馬の 飼育が推奨されました。また馬は農耕のためにも必要なものであった。 …

各地の古民家③

北海道は先住民族のアイヌの人々の住居、並びに開拓者が開拓と警備のために 築いた屯田兵住宅、さらに北前船の貿易で富をなした鰊御殿や、明治に入り 札幌時計台のような海外の技術を導入したバルーンフレーム構造の建物など 様々なも …

各地の古民家②

北関東は「切り落とし造り」と呼ばれる屋根の正面中央を切り取って窓にした 様式が多く、これは養蚕が屋根裏で行われたためである。長野の「本棟造り」は 妻入りの、勾配が緩い石置きの切り妻板葺きで、妻の正面に破風を設け、胸には …

各地の古民家

温暖な地域の農家住宅や、寒冷地や山地の養蚕を営む兼業農家など古民家の造りは 地域によって実に多様だが、各地域の特徴を見ていくときに特徴が表れやすいものに 屋根の形があります。岩手県南部地方の「曲家」は通常は別に建てる「厩 …

二地域移住

移住定住とは都心から地方へ移り住むこと、いわゆる「田舎暮らし」を 指すが、田舎への移住定住は現在二極化しています。完全に移住する場合と 平日は都会で働き、休日に田舎の家で過ごすいわゆる「二地域移住」と呼ばれる ものである …

ロングステイ

日本人と外国人のレジャーに関する考え方は異なっており、日本人は観光を 目的とし、地域の特色や名所に興味を持つが短期間しか滞在しない。外国人は 長期間その地で実際に生活し文化や風土を体験しようとするいわゆる「ロングステイ」 …

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