古民家の再生・活用から地域活性化へと繋げる活動を行っています
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広縁・濡れ縁

広縁は布の広い建物外周面にある廊下で、濡れ縁は建物外部に 設置された縁側部分。

浮造り

浮造りとは、板の表面を特殊な道具で擦り、春夏に成長した柔らかい 木目の部分のみを削り、秋冬の堅い木目を残す。木材の木目を引き立 てる焼杉の加工方法。板の炭化した黒い部分が筋状に盛り上がり、白い 部分が凹むようになって、木 …

板壁の材種

板壁の材種としてはヒノキや杉が一般的に使用され、縦張りの羽目板仕上げなどは杉板の 表面を焦がし、炭化状にした焼杉などが使われる。表面を炭化させることで、火災時の初期の 着火性を低くする効果と、風雨にさらされる板の耐久性を …

竪張りの羽目板仕上げ

羽目板とは縦か横方向に同一平面状に板を張ったもの。日本建築では横羽目板が古来の手法 で、鐘桜の袴腰など特定のものに竪羽目板が用いられたが、鎌倉時代に伝来した禅宗様、唐様 では竪羽目板が使われ、以来広く用いられるようになっ …

箱目地下見張り

長い板材を横に張る際、板と板の合わせ目をあいじゃくりにしたり、板の上端の 削り幅を下端よりも大きく取り、溝のような目地を出す張り方。「ドイツ下見」 ともいいます。

南京下見張り

下見板張りのひとつで、長い板材を横に張る際、板の下端を、その下に張った 板の上端に少し重ねて張る。「イギリス下見」「鎧下見」ともいいます。

押縁下見

押縁とは板張りの上から押さえる切込みのない細長い縁をいい 押縁で下見板を固定するものを押縁下見といいます。

簓子

簓とは竹や細い木などを束ねて制作される日本の伝統的な大衆舞踊の際 の装身具などに用いられる道具でもあるが、外壁下見板の押さえ縁や階段 の側板で連続した切込みのあるものを簓という。下見板と呼ばれる平板を 重ね張りし、その断 …

板壁

板壁は、板を横長に使って梁重ねる「横羽目」 縦長に並べる「竪羽目」とがあります。

板張り壁

古民家の外壁は漆喰壁とともに板張りの壁が採用されている。板張りの壁は「板壁」 と呼ばれる。板校倉など古墳時代の家屋は板壁が一般的に用いられていたが、この 当時の壁は柱に溝を切り、柱間に板を落とし込む形式であった。現在の古 …

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