浮造りとは、板の表面を特殊な道具で擦り、春夏に成長した柔らかい

木目の部分のみを削り、秋冬の堅い木目を残す。木材の木目を引き立

てる焼杉の加工方法。板の炭化した黒い部分が筋状に盛り上がり、白い

部分が凹むようになって、木目が立体的になる。焼杉以外の木材でも用いられる。