古民家の再生・活用から地域活性化へと繋げる活動を行っています
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礎石の形状

礎石に必要とされる性能は建物の荷重を支える強度と耐久性、さらにできる限り 水分を柱に伝えにくいものがよい。礎石に使用される石材は周辺で容易に入手可能 なものが利用されるが、奈良時代以前は床がなく、礎石も加工された物が多か …

足固め

足固めは、礎石の少し上に柱間を通してつなぎ、接合部は長枘差しと 車知栓などの仕口で強固に固める。地震の際には建物全体が粘りを みせ、時には自然石から柱が移動するが、移動することで上手く地震の 力を逃がし、足固めがあること …

復元力

現在の在来工法ではコンクリートの基礎の立ち上がりに土台を置き、アンカーボルト で緊結し、なおかつ柱の接合部に金物と筋交いを取り付ける剛構造である。耐震的な 構造であるが、地震により力がかかった際に傾く角度が建築基準法で定 …

礎石の組み合わせ

昔の建物の礎石を調べると、表面が平らだと柱と礎石が簡単にずれるので 柱とかみ合わせるための工夫がみてとられる。礎石の真ん中に突起を残し ておき、柱の下の面を掘ってかみあわせるか、逆に礎石の真ん中にくぼみ を残し、柱に突起 …

掘立柱建物

石場建工法が使われる前は掘立柱建物と呼ばれる地面に穴を掘りその下を突き詰めて 柱を建てる方法が長く使われていたが、この方法は柱が地面から水を吸い上げすぐに 腐ってしまうので、それを克服するために石の上に柱を建てる方式がと …

石場建

日本の中世から近代まで、建物の基礎は石場建てと呼ばれる自然石の上に柱を建てる方法が もちいられてきた。建物全体に盛り土をして周囲の地面より高く建て、中には石垣を築いて 周囲よりさらに1段高くし、その上に礎石を並べているも …

伝統・在来工法

伝統構法と在来工法の大きな違いとして基礎部分の形状が挙げられる。伝統構法は 石場建て工法と呼ばれる自然石の上に柱を建てるものが使われ、在来工法はコンクリート 制の布基礎の上にと台が敷かれその上に柱が建てられる。

空家問題③

空家のままであれば維持メンテナンスや不審火などへの注意が必要であるし 解体すれば税金が高くなる。売りたくてもなかなか売れないという、どの道 もイバラの道である。 残された道・・・・・・古民家を古民家として賃貸させる、ショ …

空家問題②

2014年11月末の国会で「空家等対策の推進に関する特別処置法」が議員立法で 可決された。防災や景観などに悪影響を及ぼす恐れのある空家の増加を防ぐため、市 町村の権限で家主に除却や修繕を命令できる法律で、2015年春から …

空家問題

空き家を撤去して更地にすると、住宅用土地に課される固定資産税の軽減処置が 受けられなくなります。撤去する前に比べ税金が6倍に跳ね上がるのである。固定 資産税は市町村の歳入の約5~6割を占める大きな財政基盤となっているため …

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