古民家の再生・活用から地域活性化へと繋げる活動を行っています

当協会について

当協会は地域に残る日本の伝統的建築である古民家を次代に受け継ぐため、古民家のインスペクションを始め古民家等の再生、活用、地域の未来を見据えた活動を実施しています。
また国土交通省リフォーム事業者団体に登録される一般社団法人全国古民家再生協会の支部事務局として全国ネットワークで対応をおこなっています。
協会概要 >>

全国古民家再生協会 古民家再生安心3カ条

1、技術ある大工さんネットワーク
古民家の再生には、技術ある大工さんが必要不可欠です。
当協会は国土交通省と連携し職人育成に力を入れており、手刻みができる大工さんネットワークを有しています。

2、リフォームかし保険の徹底
リフォームにかし保険の付保はスタンダードです。
当協会は、国土交通省リフォーム事業者団体として、全ての古民家再生工事にリフォームかし保険を付保しています。

3、茅葺古民家も適正価格で再生可能
これまで一般的に茅葺屋根の葺替はコストがかかり困難なものと捉えてこられました。
当協会は茅葺職人技能士を育成し、日本の伝統的な屋根である茅葺古民家を適正価格で再生が可能です。

ブログ

鬼師

瓦を作る職人には、「鬼瓦」や飾り瓦を専門につくる「鬼師」と呼ばれる 職人がいる。彼らは鬼瓦の図面を描くところから始まり、ヘラ一本で鬼瓦 を仕上げる。鬼師は今から300年前の元禄時代にはすでにいたと記録がある。

焼成

瓦を焼くことを「焼成」といいます。950℃程度の火力で6~7時間かけて 焼く。焼け具合は窯に開けられた火窓から窯の中の色を見て職人の経験で焼き あげる。焼成後さらに16時間程度かけゆっくりといぶされる。

瓦の製造方法

瓦の原料は粘土。昔の瓦の作り方は地面に掘った穴に土を入れ足で踏み土練りから始めます。 「窓鍬」(まどくわ)と呼ばれる道具を使い、土を切り刻みながら1日半ぐらい細かく踏みつ ける。つぎに「たたら」と呼ばれる瓦の元となる大き …

本瓦葺き軒先構造

瓦の出は軒先瓦からはね出る水の勢いと、軒瓦の垂の裏へ吸い込まれて回る水の 慣性を考え、六四桟瓦で鼻隠しを木仕上げの場合で60~75㎜、左官仕上げの 場合で80~90㎜を、広小舞の鼻から瓦を出す。また雪国では積雪の重みを考 …

むくり屋根

むくり屋根には、屋根の流れの中央で引き通しの線より3/100~4/100くらい高くむくりを 付けて勾配をとる。関西では昔から3/100とせず流れ1間に対して垂木のせい1本分上げている。

最新活動報告

更新日 2019年11月27日

例会を開催しました。

詳細は下記より議事録をご覧ください。

[ 議事録を読む ]

PAGETOP