囲炉裏の上部に設けられる木製や竹製の板を「天棚」あるいは「火棚」といい、上部

に舞い上がる火の粉を防ぎ煙や熱を拡散させる目的と、穀類を乾燥したり、魚などを

燻製したりする目的がある。近年の火棚は装飾目的で格子状だが、本来格子状では火の粉

や煙が通り抜けるので役に立たない。