沖縄の古民家には玄関が造られないために正面には目隠し

を兼ねたヒンプンと呼ばれる邪気払いの壁が造られる。

間取りは東から一番座として床の間、二番座には仏壇が

配置され、裏座と呼ばれる北側には地炉(ジール)が設け

られる。台所は西側に造られる。別棟は「アジャキ」と呼ばれ

「フール」と呼ばれる豚小屋とトイレも別棟で設けられる。

住宅に使う木材は耐久性が高く強度がある「チャーギ」と呼ばれる

イヌマキが使われる。