ニワは玄関と夜間や農閑期の作業スペースを兼ねており、降雪地帯では
冬季に家畜を寒さから守るための厩も土間の一角に造られる。オモテは
客間であり、南側の日当たりが良く綺麗な庭を見渡せる一番いい場所に
座敷が作られる。普段は使わないオモテに建築の予算をかけ、一番居心地の
いい場所に設けるという日本のおもてなしの文化が垣間見れます。ダイドコは
調理スペース兼居間であり、ニワと繋がっている場合が多い、三和土で仕上げられた
土間部分は調理のための竈があり、板敷きの居間には囲炉裏が備えられる。
ナンドは収納と家人が就寝などをするスペースである。昔の人は個人の持ち物は
少なく家具はあまりなかったと推測できるので、ほぼ寝室としての機能を持たせていたと考えられる。