中世期以降は「総柱型建物」と言われる建物が主流になります

これは母屋という屋根を支える天井より上の構造体の空間と

野外空間の庇を持ち、内部空間は基盤の目のように柱の間隔が

2m~2,4m前後で統一された建物。やがて柱と柱の間に間仕切り壁が

設けられ、部屋として細分化され現代の住宅へと変化してきました。

鎌倉時代の総柱型建物は石の上に柱を建てた礎石建物と掘立柱建物の

両方が建てられており、礎石建物は格式高い武家屋敷、庶民は掘立柱建物と区別されてました。