長さ40㎝から60㎝で幅10㎝、厚み1㎝程度の栗やネズコ、檜などの材料を使い

その上に石を置く「石置板葺き」形式の屋根を持つ。板を並べ、檜の木で作った

ヤワラという押し縁を置き、その上に平らな石を並べる。下から見たときに石の大きさが

同じに見えるように棟に近い程大きな石を乗せてある。長野県伊那市は雪が少なく

雪下ろしをする必要はないが、風で屋根が飛ばされないようこのような構法になった。

板は2~3年で天地を返し、上下も入れ替え4回使用した。