乾燥させた稲藁を強く圧縮して縫い止め、厚さ5.5㎝程度の板状に加工したもので

「藁床」と呼ばれる。適度な弾力性、保温性、室内の調湿作用や空気浄化作用などの

機能を持つ。近年は、藁の入手が困難になってきたこと「藁床」は重くて取り扱いが

面倒で、ダニなどの害虫やカビが繁殖しやすいことなどから、木材のチップを圧縮成形

したインシュレーションボードや発泡スチロールを使用した「科学床」に置き換わりつ

つある。しかし、踏み心地や通気性は藁床の方がある。