安永10年/天明元年の建築とされ、上屋梁、下屋梁、に穴をあけ

1本の柱を通すという「おとしこみ方式」で組まれている。欅や

樫の木など地元の木を使い建てられている。奥の間の仏壇の前の

床は小さく開くように作られ、家人が亡くなった際に湯灌の水を

そこから床下に流して魂が家の中にとどまるを願ったとされている。

また床下には芋などを貯蔵するための穴も5つ掘られている。