日本の住宅の歴史は、はるか縄文時代の「竪穴式住居」にさかのぼります。

竪穴式住居とは地面を円形や方形に堀、その中心に柱を建て、梁や垂木を

つなぎ合わせ家の骨組みを造り、土や葦などの植物で屋根を葺いた建物

規模の大きなものは室町時代まで利用されてます。屋根という漢字を見ると

本来地面と由来のある根という漢字が使われています。古来日本の住まいに

壁という概念がなかったためであろうと推測します。