京都では建物の表から裏口まで続く土間のことは「通り庭」といい

これは屋根がある土間部分を指す。表側の「店庭」と、流しがある

プライベートな空間の「走り庭」とに分かれ、走り庭は吹き抜けで

梁が見える。奥行きのある京町屋の風の通り道である。京都以外で

は「通り土間」という場合がある。