石場建工法が使われる前は掘立柱建物と呼ばれる地面に穴を掘りその下を突き詰めて

柱を建てる方法が長く使われていたが、この方法は柱が地面から水を吸い上げすぐに

腐ってしまうので、それを克服するために石の上に柱を建てる方式がとられるように

なった。掘立柱建物に比べ、柱と地面の間に自然石を入れる石場建て工法は湿気による

木の腐朽を防ぐことができ建物の寿命を延ばすことができた。