古民家の魅力の一つに茅葺きの屋根があります。大きく張り出した軒の出は

夏の日差しを遮り、冬は建物の奥まで日の光を届ける大変合理的な日本の

気候風土のあった構造であります。古民家は先人の知恵の結晶であります。

古民家に使われている木材には様々なものがあるが、地元で伐採された木材を

使用する地産地消の考えに基づいています。また、囲炉裏の煙でじっくり燻された

古材は表面にススがつき味わい深い色になると共に防虫の効果があります。