二棟造りはオモテ、ナカエと呼ばれる二つの胸を一家屋として

使う形式で、「ハレ」部分と「ケ」部分を分けている。高床と

土間の組み合わせで太平洋沿岸の四国、東海から沖縄まで分布

しているが、鹿児島の場合は二つの棟とも高床式で、由香をつなぐ

場合には段差を設けて接続される特徴がある。