熊本は二棟造りの系統から土間部分が前に突出する鍵屋型と
呼ばれる形式がある。通常の古民家は「田の字型」として
部屋が縦横に並ぶ形態が一般的であり、例外的に山間部など
では敷地が広く取れない関係上、横一列に並ぶことがある。
しかし、鍵屋型は平野部においてもL字型となる形態である。