奈良県と和歌山県の県境にある十津川村は杉の産地で
民家は杉板や薄く削った杉皮を屋根に使い、外壁も杉板
で仕上げられている。山の斜面に建てられた民家の間取りは
横一列に並び、台風対策として軒に「ウチオロシ」と呼ばれる
板を取り付け風雨から軒先を守っています。民家は、十津川郷土の
家屋であり母屋には風呂と便所が取り付けられており、立派な
蔵も横に建てられています。